製薬企業に転職する際にはエージェントを使った方が良いの?

転職

エージェントを使った方が良いの?

こんにちは!前回の記事では、製薬企業への転職に向けて「CV(履歴書)の作成」と「LinkedInへの登録」についてお話しました。今回は、実際にエージェントを活用して転職活動を進めた私の経験についてお伝えします。

エージェントを使うべき理由

転職活動でエージェントを使うメリットはたくさんあります。医療機関への転職でエージェントを利用したことがある方もいるかもしれませんが、製薬企業への転職でも同じように彼らのサポートを受けるのが一般的です。その理由を以下に挙げます。

  • 非公開求人(コンフィデンシャル案件)へのアクセス

エージェントは、一般には公開されていない非公開求人を多く持っています。これらの求人は、人気企業や高年収案件であることが多く、エージェントを通じて応募することで初めて面接のチャンスが得られます。

  • 模擬面接や書類添削のサポート

エージェントは模擬面接を実施し、面接時の質問対応やコミュニケーションスキル向上を手助けしてくれます。また、CV(履歴書)のブラッシュアップも行ってくれるため、採用担当者に好印象を与える書類作成が可能です。

  • 給与・条件交渉の代行

年収や福利厚生などの条件交渉は、自分では言い出しづらいものですが、エージェントが代わりに行ってくれるためスムーズです。プロ野球選手が弁護士や代理人を通じて年俸交渉するのと同じ仕組みだと考えるとイメージしやすいでしょう。

エージェント活用のコツ

エージェントを効果的に活用するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 複数のエージェントに登録する

一人のエージェントだけに依存すると、紹介される求人が限られる可能性があります。複数のエージェントと同時進行でコミュニケーションを取ることで、選択肢を広げることができます。

  • 重複案件に注意する

複数のエージェントから同じ企業の求人が提案されることがあります。その場合は、「既に別のエージェントから提案されています」と伝えましょう。後から提案されたものは断ることで混乱を防げます。

  • 大手エージェントも活用する

大手エージェントは広範なネットワークと豊富な非公開求人を持っています。大手から声がかかる場合、それはあなたのキャリアやスキルが高く評価されている証といえます。このようなダイレクトリクルーティング案件は非常に有望で、ポジション獲得につながる可能性が高いです。私の経験では、キャリアの段階に応じてエージェントから提案されるポジションも変化してきました。インディビジュアルコントリビューター(いわゆる一般社員)からピープルマネージャー、ディレクターへと職位が上がるにつれ、オファーの内容も変化していきました。エージェントはLinkedInの経歴を見て適切なオファーを提案してくるため、自分の経歴をしっかりと記載しておくことをお勧めします。

私の体験談

私自身も、大手エージェントから声がかかったことで製薬企業との面談に進み、その後内定を得ました。このような場合、自分から応募するよりも企業側から「逆指名」を受けた形になるため、採用される可能性が高いと言えます。エージェント経由で得たポジションは、自分一人では見つけられなかったものばかりでした。

まとめ

製薬企業への転職活動では、エージェントを積極的に活用することが成功への近道です。非公開求人へのアクセスや条件交渉など、多くのメリットがあります。ただし、一人のエージェントだけに頼らず複数登録し、自分でも進捗管理を行うことが重要です。ぜひ皆さんも、自分に合ったエージェントとともに新しいキャリアへの一歩を踏み出してください!

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